【イベントレポート】中学校でOzobotを使ったプログラミング授業!

2019年7月4日に上越教育大学附属中学校1年3組教室他でOzobotを使ったプログラミングの授業が行われました!

素敵なレポートが届いたのでシェアします!

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◯実践理由

技術・家庭科の「情報処理の手順を考え簡単なプログラムを作成する」の内容で、「順次」「分岐」「反復」を学習する際、プログラムと具体物の動きを比較できるとよいと思い、オゾボットでの実践を行いました。また、その具体物が動くことで、society5.0のAIロボットが活躍する未来をイメージさせたいと思いました。

◯実践目的

・情報処理の「順次」「分岐」「反復」を理解する

・自らの力でエラーを見つけ、思い通りのプログラムを作成する力を身につける

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◯実践の流れ

1時間目)生活の中の計測・制御システム

・生活の中で活用されている自動制御機器を参考に、インタフェースやアクチュエータなどの構成を学習する。

2時間目)フローチャートの描き方

・1時間目の内容も踏まえ、自動で動く電気製品のフローチャートを描く。その際に、プログラムの構造として「順次」「分岐」「反復」で情報が処理されていることを学習する。

☆以下は全て①2人1台でオゾボットを活用するペア学習②iPad上でオゾボットを走らせる課題である。

3時間目)オゾボット実践「基礎編①」

・ozoblocklyのメニューやコマンドの使い方を確認しながら、オゾボットを前に進めたり、進んだ後Uターンするような簡単なプログラムを、全員足並みを揃えながら行う。

4時間目)オゾボット実践「基礎編②」

・ozoblocklyのメニューやコマンドの使い方を確認しながら、オゾボットがライン上を進んだり、ラインの端の色によって動きが変わったりするプログラムを作成する。これらは前時を踏まえて組めるような学習課題となっていることに加え、「順次」「分岐」「反復」を意識した課題とし、課題は達成したペアから次の課題に取り組む形式で配付した。

5、6時間目)オゾボット実践「応用編①②」

・前の2時間では、白地ベースを走らせたり白地に黒ラインを引いた上を走らせたりするだけのプログラム作成だったが、ベースを町や店内の絵にし、生活の中で活躍する自動制御ロボットを想定した課題にした。例えば、無人バスを想定し、バス停を全て通って発着場まで戻ってくるプログラムを作成させたり、自動運搬ロボットを想定し、お店の中をロボットが動き回り全ての商品を陳列して戻ってくるプログラムを考えるといった課題にした。その際、単に「スタートからゴールに辿り着けば良いプログラム」「全ての道を辿れば良いプログラム」ではなく、「なぜそのような道順にしたのか」という、その地域に住む人やそのロボットを使うお店の人の立場に立ってロボットの動かし方を考えることを必須とし、理由によって答えが変わるため解が一つではないという課題にした。課題を達成するごとに教師がプログラムをチェックし、新たな課題を提供するという形式をとった。

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◯実践を受けた者の反応

【生徒の振り返りより】

・プログラミングの授業では、プログラムを組む際、順序立てて物事を考える方法を学びました。上手くオゾボットを動かせないときは、ペアの人と相談しながら冷静に対処することを心掛けました。

・「いかに短い時間、少ない手間でできるか」という考え方が、プログラミングを行なった50分の授業の中でついたと思います。また、時間をギリギリまで使いながら、プログラムを組んで、動かして試して、エラーを直してという流れを繰り返す中で、「分岐」や「繰り返し(反復)」などを駆使し、「簡単にまとめる」という力がついたと思います。

・思い通りに動かなかった時に、どうして動かなかったんだろうと考えるのですが、その時に先入観を捨てた方がいいことも、今回のプログラミングでわかりました。そのため、あえて1から考え直してみると、案外上手くいくこともありました。

・ペアの人とは順番に自分のアイデアでオゾボットを動かし、動かなかったらお互いのプログラムを見て意見を出し合いました。私は、失敗したら失敗のプログラムを捨てるのではなく、それも有効活用することを心掛けました。

【授業者から見た生徒の反応】

今回は1年生の3クラスで4時間分、オゾボットを活用させたいただきましたが、どのクラスもどのようにプログラムを組めば思い通りにオゾボットが動いてくれるか意欲的に課題に取り組む姿が見られました。それは、生徒が毎日書いている生活記録ノートの記述に、オゾボットのことを書いてくる生徒がとても多かったことからも感じました。 操作が簡単ということもあり、教材ロボットを動かす際によくある、プログラミング以外でのストレス(プログラム転送がうまくいかない、駆動部分がうまく動かないなど)もほとんどなく、熱心に課題に取り組んでいました。 ロボット自体が机の上でも十分動かせる小ささのため、席を立ったりすることがない分、集中してプログラミングに取り組んでいました。

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◯感想

授業を参観した管理職からも高評価をもらいました。扱うのが非常に手軽で、授業前の準備も充電だけでよかったため、学習課題作成に力を注げる教材だと感じました。しかも、3クラスの授業が1日に3〜4時間あっても1回の充電で余裕で終えられたこともとても魅力的でした。 2セットお借りしましたが、これだけの数が学校で購入できれば、全学年でどんどん活用したくなりました。また、使い方も、色を変えてラインを描く方法と、描いてある複数のライン上を走らせる方法と、学習内容も選択できるような活用の仕方があるのも魅力的で、これであれば小中連携として附属小学校と共同で活用できると思いました。 気になる点としては、やはり価格です。ペアで活用させるにしても、やはり今回お借りしたような数が必要なため、学校で購入するには、年に数個ずつ購入するという方法しか手が出ません。そこさえクリアできれば、活用していきたいと感じた教材でした。 この度は、2週間という長い期間お借りしまして、大変ありがとうございました。私自身も授業を考えるのが非常に楽しかったです。また、周りの先生方からも、愛くるしい容姿が好評でした。本当、ありがとうございました。

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Ozobot実践では、目的に合わせてプログラミングの仕方を試行錯誤しながら、ペアの人と協力して課題をクリアしていきました!生徒の皆さんには、身につけた知識をこれからのプログラミングの勉強に活かしていただきたいですね!

教師の方の感想にもあるように、Ozobotは事前準備が簡単なので、プログラミング教育をしたいという方にもオススメです!


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